新人は体力勝負

私の社会人としての第一歩は、建築設計事務所からでした。当時、建築の構造設計者を目指していました。

建築業界は他の業界に比べ、古風な体質であることは一応理解してはいました。まして、設計事務所は尚更です。朝の始まりは9時半と遅めです。

夜は一応、6時となっていますが、毎日10時過ぎまで仕事。6時になると会社の近所に食事行き、7時頃から10時から11時ぐらいまでガンガン仕事をします。

新人なので、ほとんどがお手伝い。でも、知らないことばかりで、四苦八苦してしまいます。10時過ぎぐらいになると、面倒見てもらっていた先輩から、今日はそろそろ上がろうと言われます。

先輩たちと帰りにチョット生ビールを2杯ぐらい飲んで、家に着くのが1時近く。仕事は厳しく大変でした。

仕事の締め切りの一週間ぐらい前からは、毎日終電。最後の1日か2日は帰れず、2,3時間の仮眠のみのこともありました。それは、新人の時だけでなく、入社して10年ぐらいはよくありました。

土曜日もほぼ同じように働いていました。本当に忙しい時は、日曜日も出勤していました。今からすると自分でもよく仕事をしたなと思います。

体力的には仕事のペースになれるまでの3ヶ月くらいは本当に辛かったです。始めの2か月くらいは日曜日は殆ど寝ていました。仕事は嫌いではなかったので、充実していました。

仕事が終わって終電間際に、生ビールを1杯ので終電に駈け込んで乗ったり、乗り損ねて会社に戻り、もう一仕事してから会社で仮眠をしたりと若いから体力があったんだと思います。

今の時代にそんな仕事のスタイルがあるのか分かりませんが、今、思い起こせば楽しい思い出です。

そんなに忙しいのに、平日さらに頑張って土日に職場の仲間とバイクでツーリングに行ったり、冬はスキーに行ったりしていました。

翌日の月曜日、多少の疲れはありましたが、いつもと同じに仕事をします。40歳を過ぎた今の私には、とても真似できません。若いってすごいですね。

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