新社会人時代の仕事

新社会人としての仕事は、建築資材の開発営業でした。建築設計事務所やゼネコンなどを回り自社の扱う製品を売り込むというものです。

商品はベンチャー企業のメーカーさんが作っていて、私たちはそれを売り込むというものでした。つまり別会社の製品の営業を担当するというものです。

メーカーさんの製品は実をいうと完成途上という感じで、実際の施工に適するかはちょっと不透明でした。

入社して間もないころは、メーカーさんに研修に行って商品知識を習うというものでした。

そのメーカーさんは、在庫を抱えている製品が売りというよりは、製品の加工技術のほうが売りでした。しかし、会社の方針では、製品のほうを中心に売り込むというものでした。

営業はサンプルをもって、主に飛び込みで入るというものでした。アポを取ることもありましたが、ある時時間に遅れてしまい、とても怒られました。実はこの時焦って交通違反をしてしまい、違反切符も切られるというダブルパンチでした。

一応担当エリアということになっていたので、隣の県にも営業に行きました。夜遅くまでかかり上司に怒られましたが、頑張ってやりました。

製品のほうは相変わらず品質が安定せず、個人的には自社商品のほうを主体に営業したほうがよいのではないかと思い進言しましたが、却下されました。製品の問題は、施工できないという致命的なもので、それを解決するアイデアを出したりしました。結果として部分的には採用されたりしましたが、営業側としては不安の残るものでした。

個人的に営業に向いていないと思えるエピソードがありました。営業先で出会ったお客さんによく似た方に出くわした時に挨拶できなかったというものです。人の顔をしっかり覚えられないのは致命的だと思いました。

営業先に提出する予定だったサンプルをメーカーが作れず、営業先から怒られるという失敗もありました。最初の説明では作れるといっていたのにです。製品の不透明感には最後まで振り回されました。

そのあと別の部署に異動になり、別の仕事をするようになったのですが、その後メーカーさんが倒産してしまい、製品はあまり施工実績のないまま販売終了となりました。

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