新社会人時代、私が先輩方から教えられたこと、つらかったこと

私の新社会人時代は就職氷河期ということもあり、なかなか仕事が決まらない日々が続きましたが、なんとか決まることができました。

その会社で新社会人となった私が一番つらかったこと、それは「学生時代とは違うんだぞ」という周囲の目に耐えることでした。

今もそうなのかはわかりませんが、上司や周囲の先輩というのは、学生気分を思い切り抜きにかかります。

私自身はもう社会人として働いているので、そのような気持ちはないつもりだったのですが、先輩方から見ると大体新入社員というのは皆同じに見えてくるみたいであり、そのギャップを埋めるためにかなり苦労した覚えがあります。

いつ怒られるんだろう、いつ自分は大きな落とし穴にハマるんだろうとドキドキしながら毎日を過ごしながら仕事していましたが、今から思えばそれがいけませんでした。

結局、仕事でミスをしてしまい、こっぴどく怒られた日、私は会社を辞めたくなりました。やはり学生気分は抜けていなかったのです。

それまで「クラス」という単位で過ごしてきて、怒られずにスルーされてきた私にとって、一対一で大人から怒られるというのはそれまで経験がないことであり、びっくりしてしまったのです。

結果的に最初の会社は辞めませんでした。それは楽しいこともあったからです。

その会社では夏に必ずロビーを使ってホールパーティーが催されていました。近所の飲食店から料理を持ってきてお酒をたくさん用意し、皆で仕事のことは抜きにして食べ、飲み、楽しみました。

そこでは上司も部下もなく、普段の厳しい上司もお酒をついでくれたりして、その時だけは私も心を和らげて参加することができました。

こういうことがあるから続けられたのだと思います。

数年してその会社は退職し、別の会社に転職したのですが、その先の会社ではそういったことが一切なく、厳しいだけで心の逃げ場がなくなってしまうこともありました。

新社会人時代、つらいことと楽しいことが半々あってこそ、続けられると思いますし、先輩方は必ずしもその人間を辞めさせようとしているのではなく、「この仕事でご飯を食べていく覚悟があるか」を見ているのです。

仕事をすればお金がもらえ、それでご飯を食べることができます。単純なようですが一番大事なことです。

ですから新社会人の皆さんは、一時の先輩の厳しい当たりは「言われるうちが華」だと思って頑張ってください。人はどうでもいい人には何も言わないのですから。

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